いよいよ 田の雪も溶け 田起こしが 始まりました あぜ道に 名もない雑草の間にプ―ンと 懐かしい匂い ! まだ 葉も小さいが もうすぐ摘み頃だ 茎があまり太くなると 湯がいても芯が残るので 良くない やはり 若く柔らかいうちに 採るに限る 大きめの鍋に 湯をたっぷり沸かし 「よもぎ」を入れ 沸騰寸前に 少々の「重曹」を入れて 撹拌する そうすると 鮮やかな緑色と香りが 残るのだ 少し余熱を取り おむすびを作る要領で 水分を絞り 玉にし ビニ-ル袋に入れて 冷凍し 必要な時に解凍して 使う事にしている 以前には「草ダンゴ 草餅 よもぎ大福 きな粉餅」等々 自然の恵みを 楽しませてもらった 春になると 在所のおばあさん達が 「寺参り」に来るついでに 沢山のよもぎを摘んで来て 目方で買取ってもらっていた それが風物詩 ロ-ソク代とお布施代には、なっていたようですよ 春うらら 香りと色を 味に出す |