今年の山梨、仕事で八ケ岳方面へ行った時のことです。 丁度、昼食で輪になり、各々が持ち寄った弁当を出し食べようと、私が「おにぎり」を 出していたところ、地元のおばさんが、 「 それ〜 な〜に? 」 「 トロロ昆布のおにぎりですよ 」と、私。 それで、以下のようなやり取りが・・・ 「 えぇ〜? 食べられるの〜? 」 「 山梨では、こんなのないの〜? 」 「 始めて見たよ〜 」 「 そうだ、そうだ、はじめてだ〜 」 「 一つ替えンべ〜 」 「 まるで猿蟹合戦だね〜 そ〜かね〜 富山では大抵おにぎりはこれですよ 」 「 あぁ〜こいつはうめ〜だ〜 」 「 どれ、どれ、おらっちにも食わせろ 」 「 ここらでは、昆布は、だし、取りか、煮るしか、やんねぇからな〜 」 「 今度、街に出たらトロロ昆布を探すべや〜 」 「 トロロ昆布にもいろいろありまして、好みに合ったのを選んで買った方が良い ですよ 」 「 そうかね〜 」 「 それに、これを汁物に浮かせても、美味しいですよ 」 「 そうかね、やってみんべ〜か、有難う 」 ひょんなところで「昆布談義」をやってしまいました。 ここらでは「おにぎり」は、塩、醤油、を少しつけて「焼きおにぎり」が多いそうで、 「海苔」は、子供の遠足か、旅行へ行った時くらいしか使わないそうです。 「海のあるところはいいなぁ〜」 「そうだ、新しい魚もたべられるしなぁ〜」 いやいや、昆布は、北海道産、利尻、羅臼、なんですが、そこまで、説明していたら、 一泊して、烏賊の刺身、魚の三枚の下ろし方の講習会までしなくてはなりません。 程ほどに、しておきました。 やはり、他のエリヤに行って、故郷、富山の良さを「再認識」させられましたね〜 |