百年前まで「北陸道」は一番海岸渕にくねくねと曲がった一本道。 路端には風よけの松の木、 振り分け荷物を肩から下げ、篭かきが人を乗せ、荷馬車が通り、帆かけ舟が風任せの「北前舟」 時代の移り変わりも激しく、その「北陸道」の上手に「鉄道」が出来た。そして「北陸本線」が 「地鉄電車」が走り、やがて自動車の時代が来て8号線が出来、渋滞解消として「バイパス道」が 「北陸新幹線」が工事中である。人口も多少は増え、便利さと速さの時代であるが、確かに自分の 行動範囲も広がったが、何か気持ちのなかで「抜け落ちた」物があるように思う。 それは何なのかわからない。 |