--- 冬将軍 ---


 
 如月の小雪舞い散る夜中、寒さでふと目覚め、静かなること、車の音も無く、向かいの雪解けの  

小川のせせらぎの音、しんしんと降る雪、街頭の明かり、道路の溶雪ノズルからの水の音、だが  

それでも負けずに降る雪、たちまち一面「真っ白」に。  

 新聞配達の長靴の足跡、新雪で音はしない。まるで昔の「無声映画」を思い出す。しかも、白黒  

の画像を見ているようだ。空は重そうな鉛色の雲、やがて夜も白々と明るくなるのでしょうか  

「今日は少し積もるかなぁ〜 大したことはないでしょうに 30センチも積もるかなぁ」  

時には目が覚めると1mも積もる事もある。北陸の雪は湿気を含んでいるから重い。朝飯前の  

雪空かしでいい運動になるね〜 実は重労働、腰、背中、腕、足の筋肉、ガタガタ、ましてや  

「屋根雪おろし」に至っては「温泉にでも浸からなくちゃ〜 疲れが取れないね〜」  

あとの楽しみだぁ〜

  

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