リタイヤして『人生の賞味期限が切れたのにいまさら〜なんでぇ〜』と多分思うで しょうが、『出来る時にやる』これがモットーでして。 自分自身にプレッシャーを掛け、しかも『地方試験いっぱ〜つ』に挑戦する。 四月半ば学生、就職組みが大勢来ていて、教習場の時間予約は連続してなかなか 取れない。せいぜい三日に一時間とか二時間とか。 その間、折角予約が取れていた日に私用で練習が出来なかったり、ゴールデン ウイークで駄目だったり、旅行のスケジュールとぶつかったりと散々であった。 「 自動車学校へ行った方が確実で速いのでは〜 」 と言われたりしましたが、 「 なぁ〜に、のんびりやるさ〜 」と軽く受け流しておりました。 年齢と共に運動反応には多少、誤差を感じるが、ここで大きな「問題」に気付く。 それは『目』である。大型免許試験には『深々測定』があるのだが、これには参った。 早速、メガネ屋に行き、検眼し、新しいめがねを作り、これも練習し、OKが出たぁ〜 第一関門通過である。あとは試験のコースの練習、約10時間受けた。 運転技能には多少自信は有ったが、歩道、信号、左右の確認、左側の巻き込み確認、 坂道発進、踏み切り、クランク、S字カーブ、方向転換、従列駐車、車線変更と忙しい こと〜 試験当日は、この組み合わせで四コースに分類され、当日に受け付けで、 「 今日は○コースでやります 」 試験は、月、水、金、このどれかに引っ掛かれば『ラッキー』と頑張っていましたが、 三回目の金曜日、快晴。 自分に『落ち着け〜』と言い聞かせ、試験に臨んだ。意外とスタートからゴールまで スムーズにコースを進み、下車する時に、すると試験官は「 「 有難うございました 」 「 ちょっと待った〜 そ〜あわてて下りなくてもいいでしょう 」 ん〜 ? 何処かミスッたかなぁ〜 ? ドキ〜ン !! 試験官はまじまじと申請書を 見ながら、 「 ん〜ん あんた〜 とっくにリタイヤしておるがいねぇ〜 どうしてぇ〜 いまさら〜 こんなこと〜 ん〜 良かったよ、今日はよかったよ〜 」 「 いや〜 どぅ〜も、ありがとうございました 」 いい感触を得た。 午後から結果、発表〜 「 今日は受験者21名、合格者4名でした 」 途端にガヤガヤガヤ・・・ 「 発表しま〜す、○○さん、××さん、△△さん、■■さん 」 あったぁ〜 ラッキー !! やれば、出来る、まだまだ〜 捨てたものではないねぇ〜 |