--- 落ち葉と焼き芋 ---


  
 小さい頃、宮の境内、駐車場で「落ち葉」を山のように集めた。  

落ち葉、これに火をつけて「さつまいも」を投げ込む。  

焼けたか、枯れ枝を差込む。  

ほっか、ほっかの焼きたてを  

   「 あっちちちち 」  

と、口にほうばる。  

芋の皮など剥いている暇などない。  

   「 うっまいね〜 」  

   「 これ、これ〜 この味よ〜 」  

何時の間にか、沢山の子供達がその煙に集まってくる。  

大きな「輪」ができる。  

ガキ大将がみんなに、芋を配る。  

日頃、犬猿の子たちも、「芋」で仲良し。  

食べている時は「平和」だね〜と大笑い・・・  

 また〜寒い「冬」がやって来る。  

「い〜し焼き芋」と軽四で売りにくる季節がやって来る。  

あの売り声を聞くと、あの頃を思い出すのだ !  

し〜かし、「石焼芋」は、た〜かいね〜 一つ何百円〜?  


       

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