あれから、チーフの奥さんに会うのが「怖い」。 なるべく顔を合わせないように、アパートを早く出たりしていたが、 ある日、とうとう・・・ 「 ウッちゃんの馬鹿正直な演技、バレ、バレよ ウッちゃんの顔を立てて、今回は許してあげたのよ 」 「 本当ですかぁ〜 」 「 うっふふふふ あんたも馬鹿ね〜 頼まれたんでしょうがぁ〜 ね〜 」 「 いや〜 そんなことはありません 」 「 まぁ〜いいでしょう〜 こんなややっこしい間には、首を 突っ込ままない方がいいよ〜 」 「 はぁ〜 」 やっぱりお見通しなのだぁ〜 俺がそんなに持てる訳がないからなぁ〜 「 ウッちゃん、本当の彼女、早く見つけなさいよ〜 ほんと〜 」 「 うわぁ〜 まいったなぁ〜 」 頭をかく。 「 兎に角、今夜は私と私の友だちとで食事しましょう、内の人? あんなのほっといてここの店に来なさいよ 」 ほっとしたぁ〜が、まてよ〜 食事の時になんやかんやとほじくり だして、聞こうと言う算段なのかな? やばい〜 その友だちって、私よりかなり年上なので安心していたのだが、 まぁ〜いいや〜と覚悟を決めていた。 つづく |