こんな年上の女の人との、二人っきりでのデ−ト? って初めてですので、 まぁ〜気楽と言えば気楽ですが、少し強引なところもありますが、なんだ かんだと一時間位、趣味だとか好きなことだとか、話していた。 意外だったのが、 「 趣味は琴なの 」 「 え〜 今度聞かせてくださいよ 」 「 そうね〜 私のアパ−トへいらっしゃいよ 」 外交辞令で言ったのに、 「 は〜 ありがとうございます 」 気がつくと、まわりは若いカップルばかり。そんな時間帯になっていたの だぁ〜 意気投合? 雰囲気? (・・・ あぁ〜っ 抱き合っている、困ったなぁ〜 ・・・) もう〜U子さんはその気になってきたのか、いつの間にか私の手を握って いるではないか〜 (・・・ あぁ〜 どうしょう ・・・) それはやわらかく、あったかい温もりのある手。私の手はゴツゴツしていて 硬い。 「 U子さん行きましょう 」 「 どこへ〜? 」 「 いや〜 帰るんですよ 」 「 折角きたのに〜 もう〜かえるの〜? 」 怪しげな雰囲気になってきたのだぁ〜 危ない、危険が一杯。 奥さんもすごい友だちを私に押し付けたもんだぁ〜 もしかして〜仕返し だったのかも〜 時たま奥さんに会うが、 「 ウッちゃん、あなたお休みはあるの〜? 」 「 忙しいから、決まっていませんがぁ〜 」 「 U子さんが、ウッちゃん、ウッちゃんって言ってるわよ〜 もう〜なんかしたの〜? ウッフフフフ〜 」 「 いやっとんでもないっすよ、ほんとですよ 」 えらいことになってきた〜 つづく |