後日、H子とふたりで、チーフの奥さんの勤めている茶店へ行った。 H子が席を外していると、奥さんが飛んで来て、 「 ウッちゃんあの娘、本命ね〜 隠していたのね〜 U子さん がっかりするわ〜 」 「 すいませんでした、ご心配ばかりかけて〜 」 「 でも〜 くやしいけど〜 いい子ね〜 」 「 紹介しますよ 」 「 でもね〜 U子になんて言おう 」 困った様子でしたが、そこは大人、目の前を通り過ぎた風さぁ〜と、 一杯呑んで、ケセラ、セラと吹き飛ばせ〜 後日、聞いたのですが、U子さんは大分荒れたそうで酔いつぶれ、 二日酔いだったそうです。 なんだか責任を感じますが、下手に声を掛けると変ですし、暫くそ〜と していました。 2、3日、気まずい思いをしたが、『元気が取りえ』と頑張っている そうです。 ところで、そのH子のことですが、これからが本番というか、まだ、 彼女のことは正直、あまり知らないのです。 これからで〜す。 つづく |