--- 私の青春時代 その36 ---

( 仮の彼女 その3 )



 後日、H子とふたりで、チーフの奥さんの勤めている茶店へ行った。  

H子が席を外していると、奥さんが飛んで来て、  

  「 ウッちゃんあの娘、本命ね〜 隠していたのね〜 U子さん  

    がっかりするわ〜 」  

  「 すいませんでした、ご心配ばかりかけて〜 」  

  「 でも〜 くやしいけど〜 いい子ね〜 」  

  「 紹介しますよ 」  

  「 でもね〜 U子になんて言おう 」  

困った様子でしたが、そこは大人、目の前を通り過ぎた風さぁ〜と、  

一杯呑んで、ケセラ、セラと吹き飛ばせ〜  

 後日、聞いたのですが、U子さんは大分荒れたそうで酔いつぶれ、  

二日酔いだったそうです。  

なんだか責任を感じますが、下手に声を掛けると変ですし、暫くそ〜と  

していました。  

2、3日、気まずい思いをしたが、『元気が取りえ』と頑張っている  

そうです。  

 ところで、そのH子のことですが、これからが本番というか、まだ、  

彼女のことは正直、あまり知らないのです。  

これからで〜す。     

                                            つづく         

                   

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