すこし間が空いてしまいましたが、あれからいろいろと思い出したことも ありますから、ちょっと回想風に書いてみましょう。 今まで、いろんなタイプの女の娘達の出会いがありましたが、どこかに、 触れただけで「水密の汁」が滴り出るような体つきの女が、そのM子だった。 ジ〜と見つめられるだけで、溶け入りそうな眼差し。なんだか罠にはまり そう。 なんだかんだと理由を付けての『最後のデ−ト』と念を押して新宿界隈で遊 んだ。 「 あぁ〜 遊び疲れたね〜 」 「 そうだね〜 どこかで一休みしましょう 」 駒劇場の近くの茶店に入り、コーヒーとケーキで 「 これってあんたの作るケーキの方がおいしいわ〜 」 「 おいぉぃ、もっと小さい声で言えよ、店員さんに聞こえるよ 」 「 うふふふ・・・ 」 「 そんなに見つめるなよ 」 「 だぁ〜ってぇ〜 」 「 そう〜言えば今まで手もつないだ事もなかったっけ〜 」 「 そう〜よ〜 」 「 じゃ〜手に触ってもいいかなぁ〜 」 「 勿〜論、そこだけ〜? 」 も〜ドキドキである。 「 キスもしていないなんて〜 信じられない私達って〜 」 「 え〜っ! 」 (・・・ もっと小さい声で言ってくれよ〜恥ずかしい〜 ・・・) 段々と話は弾むがその雰囲気たるや、夢中から夢のなか〜 つづく |