" 夜明けの音 "

   
いつものように、東の空が白み、

港の方から風に乗って

漁船のけたたましいエンジンの音 

烏の鳴き声、まだ4時半、

ひたひたと新聞配達の走る足音、

高架橋を電車が走る音

遠くから高速道路の車の音がハモル、

ウォ〜ン、ウォ〜ン と・・・

ときたま、ピーポ、ピーポと救急車が走る音 

明るさと時間の経過と共にその音は消え、

日中は、また違った身近な音にかき消される  


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